お遍路

歩きdeお遍路 5日目【第18〜19番札所】

soueeeei

2023年6月10日(土) 天気【曇り】

4時15分ほどに起きた。いつの間にか寝てしまっていたようだ。スマホのロックを解除すると、4日目のブログを書いているところだった。

寝起きで眠い中、ブログを書く元気もなく再び目を閉じる。目を覚ますと1時間ほど経過していた。だんだんブログをその日に書くのが厳しくなって来ている。

はたしてお遍路終了まで書き続けられるのだろうか?一瞬の不安が過ぎる。考えてもしかたが無い。クオリティは低いが誰に見せるものでもないし取り敢えずで書き上げた。

終わった頃には6:50頃になっていた。朝食は昨日から決めていた。徳島駅前の松屋に向かう。

7時頃には活気付いててもおかしくはないが、徳島駅前は広さとは裏腹に人がいる訳では無かった。本当に夜に比べて1/50くらいにはなっているのではなかろうか。

土曜日7時頃の徳島駅前

松屋の前まで行くと、店内が暗くで活気がない。営業時間内の筈だから、節電か?

営業時間変更のお知らせ?

6月のうち7日間は朝の営業時間が6時からではく、8時からになっているようだ。残念無念また来年。

昨日買ったおにぎりを朝ご飯にしよう。お隣のセブンに行って、おにぎりを買い足した。

さくら荘に戻り、早速おにぎりの風を開けた。

梅ひじき、九条ねぎ味噌。

ラインナップが少なく昨日はいつも買う赤飯が置いていなかったため、食べたことない味を買って来た。

時間も時間のため、行く準備をしながら、おにぎりを頬張る。うん、偶にはいつもと別のおにぎりを食べるのも悪くない。準備を終え、さくら荘を後にした。

恩山寺までの距離は12km。昨日、ある程度縮めたとはいえ、かなり距離がある。天気予報では曇りのち雨のため、降らないことを祈りつつ目的地を目指した。

駅前と同様に街中も人がちらほらといるが、昨夜の夜の活気はなかった。遍路姿は人が多いと、明らかに浮くのでありがたい。

ひたすらアスファルトの道を歩いた。

大野橋の上から川を覗くと魚が3匹

大体20cmくらいだろうか?鮎食橋の下流にあるとしたら、鮎かもしれない。大野橋を渡ると、見慣れたオレンジの建物が。

快活クラブを発見。別名、実家。

実家!実家じゃないか!快活クラブ、それは実家である。ドリンクバーや朝食、漫画ネットし放題。シャワーで汗も流せるし、有料だが洗濯も出来る。人によってはこのネットカフェに住んでいるらしい。

こんなのが12時間いても税込2750円で利用できる。加えてここの快活には信号を渡れば、吉野家があった。

くぅ…。ここに泊まっていれば朝に牛丼が食えたのに。まあでも、ここに泊まっていれば優しいお婆さんには会えなかっただろう。思い出はプライスレスだ。

徳島ラーメンの店も発見。残念ながら、まだ営業はしていない。最初は色々なご当地グルメを食べようと思っていたが、営業時間外か遍路道から離れているかで行けていない。

刀剣甲冑・古美術展示館。

少し気になる店も。少し先に行ったところに実店舗があったが、ここの建物はどう言う訳か広告を見せることに重きを置いているのだろうか。

それはさておき、刀剣の存在は気になった。しかし実店舗が道路を跨いで向かい側にあったので行くという選択肢が直ぐに消えた。

勝浦川橋を越えた先のセブンイレブンから…

勝浦川橋を超えた。橋の長さ241mとなかなかの長さだった。セブンイレブンの看板を発見し、駆け込む。トイレを済ませて、水やおにぎりを買い込んだ。

その先へ進むと何かしらの建造物が見えてくる

横断道、道路工事をしているみたいだが?

写真の手前2つは比較的新しいようだが、それ以降はかなり年季を感じる見た目になっている。最近作った訳ではなさそうだが。果たして予定通りに工事は終わるのだろうか…。

休憩所を発見。休んでいく。

幹線道路沿いにも休憩所があった。車の通りが主とはいえ、ある程度は人の通りがあるので野宿は厳しそうな印象を受けた。

また橋を越える度に田んぼが多くなって行く。川を挟んで世界が変わるような感じだ。田んぼが多くなってくると大きな建物が目立つようになる。

目を引く建物を発見する。

近くの看板を見ると、どうやら老人ホームらしい。なんだその…やたらにメルヘンじゃないか。

恩山寺まで残り1.8km

そんな建物に目を引かれたせいで、危うく道標を見逃すところだった。ついに幹線道路からは離れるようだ。田んぼと入り混ざった住宅街に入って行く。

にゃーん。

住宅街でネコを発見。人馴れしているのか、塀の上から覗いても逃げたりはしなかった。地面の色と同化して隠れているつもり…な訳ないか。

風吹かれクルクルと回っている。

こんなものも発見した。風からの力を受け回る姿は風車のようだ。これは…缶ビールを加工して作ったインテリアだろうか?

CDと同じようにカラス避けの効果があり、実用的なものかもしれない。

ラストの道のりに備え、バス向かいのベンチで座っているとバスが止まった。自分のためにバスが止まってたかと思い、サイドミラー越しで運転手に乗らないとジェスチャーを送る。

すると運転手が白衣を来ている男性と、やり取りしているのが見えた。どうやら自分の勘違いだったようだ。

バス停付近のベンチにはもう座らない。そう心に決めて先を急ぐ。ここのバス停は恩山寺前という駅名だ。もうすぐだろう。

き、きつい…。

寺の前になると急に坂道になるお決まりのパターンだ。最初は緩やかな傾斜だったのに、段々と角度が増して行く。最後の方は滑り台が出来そうな角度ぐらはありそうだった。

第十八番札所、恩山寺。

恩山寺に到着した。取り敢えず近くのベンチに腰掛ける。空腹だったので、ここで早めのランチを取ることにした。

先ほどのセブンイレブンで購入した、赤飯おこわといかめしおにぎりだ。赤飯の在庫がないことも多いので運が良かった。ラストの1個を買ってきた。赤飯は言わずもがな、いかめしの方も大当たりだ。税抜180円と値段ははったが、それ以上の価値はある。

あっという間にお腹に入った。参拝をし御朱印を貰う。最後にお手洗いに寄って行く。

水が出ない…?

壊れているのだろうか。水が一滴も出る気配がない。下に手をかざしてみたり、捻ってみたり。色々弄ってようやく水が出た。下のボタンを押すだけでよかったのだ。

手を洗わなくてもいいかなと一瞬考えたが、手を洗えてよかった。安心して次に向かえる。

次の立江寺への道をGoogleマップで確認する。またもや遍路道と違うパターンだ。遍路道は道が厳しかったりするが、距離が短いので今回も遍路道を選択した。

すると遍路道の入り口で女性が立っている。どうやら先に進むのが不安で誰か来ないか待っていたとのこと。

なかなかの冒険になりそうだ。

確かに1人で行くには不安を覚える道だ。誰かと行くと楽なので、快く引き受けた。

険しい道、細い道。

どんな道でも大概何も感じなくなっているのが恐ろしい。話しながらだったので4.2kmの道のりもあっという間だった。

彼女は1月に一度、地元の愛知から土日の2日間にお遍路期間をとって区切り打うちをしているらしい。今年の4月から始めて6月では3回目だそう。

第十九番札所、立江寺。

それぞれ分かれて参拝をする。参拝が終わり御朱印をもらおうとした時のこと。旅館吉野で出会った、茨城ダンディを見つけた。焼山寺であって暫くだ。

先ほどご一緒した含めて3人で集まって話した。一通りのお遍路話をしたところで、茨城ダンディが写真を撮ろうと言い始めた。

3人集まって撮るわけではなく、1人が撮影係回る形だ。まず自分が茨城ダンディと女性で撮り…とグルグル係を回して撮影を終えた。

茨城ダンディは県毎の区切りうちかつ、移動方法も違うので、会うのはこれが最後かも。だけれども県も近いので、ふとどこか会うかもしれない。そんな言葉を交わして別れた。

13時も過ぎ、そろそろ宿を取らなくてはならない時間だ。今から20番札所を目指すのは時間的にも体力的にも厳しいので、その近辺で宿を探すことに。

愛知の方もその近辺で宿を予約してあるという。そこまで、ご一緒させて頂くことにした。

該当する宿は4つあるのだが、うち2つは本日は無理と言われてしまった。うち1つはご主人が病に臥し今現在営業をしていないらしい。うち1つは電話に出ない。

ついにこの時が来てしまった。宿がない。正直、当日予約をするスタイルがよろしくないと言えば、その通りだ。

現に愛知の人は既に予約をとってある。茨城や神奈川の人も、翌日どこに泊まるかというのは決めていた。

自分はどこまで進めるか当日にならないと分からないというのが理由の一つ。そして泊まる宿を決めたせいで、まだ余裕があるのにそこで止まらないといけないというのが嫌だった。

急いで代替策を考える。

泊まろうかと考えていた近辺に道の駅がある。そこに野宿…はしたくない。野宿の道具は持ってきていない。寒いし、蚊に刺されるだろう。

少しルートから外れた場所にも宿がある。しかし宿まで行った後、ルートに戻ってこなくてはならない。その距離は7.2km、往復すれば14.4kmだ。これにしよう!…とはならない。

もう一つの案は近隣の住民に頭を下げて泊まらせて下さいとお願いすることだ。だがこの選択肢は本当にどうしようとない時だろう。別の選択肢がある時点で選ぶつもりはない。

色々悩んだ結果、どれでもない選択肢を選ぶことにした。電話に出なかった宿にもう一度電話をかけるのだ。もしかしたら…もしかするかもしれない。

プルルルル…プルルルル…。前回は留守番電話に繋がってしまった。そして今回も留守番電話に繋がった。ダメか、そう思った瞬間だ。もしもし?そう声が聞こえた。

繋がった!現在の状況を説明し、宿を探している旨を伝える。しかし、どうやら本日は休業にする予定だったようだ。明日朝早くに予定が入っている上に休むつもりだった為、人が泊まることを想定しておらず、大した夕食が出せないと言われた。

屋根と壁がある場所で休めれば何でもいい、そう伝えた。それなら…と宿が決まった。これで心軽やかに歩ける。

立江寺からお宿までは11km、約2時間の道のりだった。しかし誰かと一緒だと時間が早い。

途中でコンビニによりおにぎりと、珍しくパンも買い先を目指す。

途中で色んな話をした仕事の話だとか地元の話だとか、出会ったお遍路さんの話だとか。その中でも一番盛り上がったのは、徳島のJRの話だった。やはりICカードが使えず、切符を買わなくてはいけないのは驚くらしい。

友達と山登りしていた時と同様に後半疲れてくるとお互い無言になった。あと宿までもう少しというところで元気が湧き、歩みが早くなった。

最後の方で外国のお遍路さんと出会う、今から鶴林寺に向かうのか?と聞かれたが、愛知の方が簡単な行かない、宿へ行くと伝えてくれた。

話しかけてみようと思う間もなく、外国の方との距離は離れて行く。外国の方は別の道に曲がってしまった。

ABOUT ME
soueeeei
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脳みそメロンパン
25歳。3年ほど前にバイクで日本を一周したりしていました。
社会の荒波に揉まれ流され漂っております。会社からのお慈悲を頂き休職、遍路の旅に出る。
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